外壁・屋根リフォーム
外壁・屋根塗装(塗り替え)
お家の外壁や屋根は、長年の雨風や直射日光によって経年劣化が進みます。ひび割れ(クラック)・目地の劣化が原因で雨漏りなどの2次被害をもたらす事もありますので、定期的なメンテナンスが必要です。
適切な塗料を使用することで壁材、屋根材を守る役割にもなり、冬は外気を遮断して部屋を暖かくしてくれる断熱効果、 直射日光などによる外壁や屋根表面の温度上昇をおさえる遮熱効果があり、部屋の温度差を少なくしてくれるメリットもあります。
ビルド・アップの外壁・屋根塗装は、現況調査をしっかり行い、お客様の御要望・御予算をお伺いした上で、その建物に最適な塗料・工法を御提案しています。
屋根葺き替え
屋根の葺き替えとは、単に屋根の表部分だけを補修する工事ではなく、全面的に屋根を一新するリフォームのことです。
屋根材とともに下地である野地板や防水シートも全て新しく取替える事もあり、その場合屋根の機能が新しくなり、建物を雨だけではなく強風から守る機能もよみがえらせます。
またビルド・アップが必ずおススメしているのが、屋根の軽量化です。
屋根葺き替え時に、現状より屋根材を軽くする事で建物全体の耐震性が向上します。
屋根の葺き替えは家自体の寿命を延ばす事につながり、来るべき震災に備える事にもなるのです。
抑えるポイントは5つ、失敗しない屋根・外壁リフォームの秘訣
外壁塗装をしてたった2年で亀裂が入っている!
屋根の葺き替え・塗装をしたのに雨漏りが直らない!
屋根・外壁のリフォームは常にトラブルが付きまとっています。
リフォームに関する最低限の知識を身につけて、最適な業者選定を行うことが一番のトラブル回避策です。
しっかりと覚えて、だまされない、失敗しないリフォームを行ってください。
なぜ屋根・外壁のリフォームを行わなければいけないかをお伝えします。
屋根・外壁リフォームを行う3つの理由
1 防水性能の回復
雨漏りは屋根からだけ起こるものではありません、外壁の亀裂からも雨漏りします、外壁塗装は雨漏りから家を守るために行います。きちんとした塗装を行わないと、すぐに再発を起こしてしまう可能性があります。
2 耐震性能の向上と強度の回復
屋根の軽量化は耐震性の向上に最も効果的です。また屋根や外壁の塗装工事を行う前には、下地処理を行いヒビや剥がれを修繕します。修繕を行うことで家の強度が回復し、雨風に強くなります。
3 外観の美しさを保つ
屋根の葺き替えや屋根外壁の塗装をすることで新築時の感動がよみがえります。
屋根の葺き替えや屋根・外壁塗装を行うことで回復するのは外観だけではありません、家の機能を回復することで、風雨に強い家に戻ります。そのため、きちんとした工事を行わないと家の機能は回復せず、すぐに傷んでしまう原因になります。
屋根・外壁塗装のためのポイント
同時に行うことを考えよう
同時に行うことの一番のメリットは足場費用の節約です。
もちろん、両方が痛んでいることが条件ではありますが築10年ぐらいで、今まで塗装を行ったことがないのであれば、屋根も外壁もリフォームを行う条件を満たしている可能性は高いです。
多くの業者が屋根と外壁のリフォームを同時に行うのは仕事がほしい、というのも当然あるとは思いますが、皆様のことを考え、少しでも費用を落として家を最適化させようという思いのほうが強いです。
「とはいっても、壁は亀裂が入っていて修理しないといけないのはわかるけど、屋根のほうはシミなどもなくいたって正常なので修理する必要はないんじゃないの・・・」
このようなお声も少なくありません。
屋根は外壁に比べて、見えない、劣化しているかがわかりにくいといわれています。
驚かれるかも知れませんが、雨漏りしていても実際にシミとなって現れるまでに1~4年程度かかってしまうことも良くあります。
特に問題ないから外壁だけでいいと、判断してしまうのは少し待ってください。
外壁の工事を検討される場合は屋根も一緒に点検されてみてはいかがでしょうか。
足場費用の節約になります。
※屋根と外壁のことに触れましたが、雨漏りをしやすい箇所には窓や換気口があります。
これらはコーキングという防水処理がされているのですがコーキングが劣化して雨漏りすることが多々あります。
コーキングは一般的に塗料に比べて耐久年数が短いので、多くの場合「外壁塗装」「屋根塗装」「コーキング処理」となります。
コーキング処理は下地処理に入っていることもありますので、心配でしたらお見積もりを確認した上、業者に相談してみてください。
外壁・屋根リフォームのタイミングを見極める7つの項目
1 塗料のつやがなくなっていないか?
2 塗装をしたときより、色が薄くなっていないか?
3 コケやカビが繁殖して、緑や赤色に変色していないか?
4 汚れがひどくなっていないか?
5 塗料が剥がれて下地が見えていないか?
6 亀裂などは入っていないか?
7 触ってみると粉を吹いていないか?
施工手順を確認しよう
どのような手順でリフォーム工事が進んでいくのかを確認しましょう。
なお、一般的な屋根葺き替えの場合、工期は約2週間、屋根塗装は約1週間、外壁塗装の工期は約2週間前後になります。
極端に短い場合は手抜きが起こる可能性がありますので気をつけるようにしましょう。
外壁塗装の施工手順
1 足場の架設:近隣への挨拶も重要です。
2 高圧洗浄:汚れやカビなどを高圧の水流で落とします。
3 下地処理:ヒビなどを修繕します。
4 下塗り:外壁塗装は平均3回塗ります。下塗りは1回目です。
5 中塗り:2回目の塗料を塗ります。
6 上塗り:3回目の塗料を塗ります。
7 仕上がり点検:問題がないかのチェックを行います。
8 足場の撤去:足場の撤去と清掃を行います。
非常に簡単に記載するとこのような流れで施工は進みます。
業者からしっかりと話を聞いて作業に漏れがないように気をつけましょう。
屋根塗装の施工手順
1 足場の架設:近隣への挨拶も行います。
2 高圧洗浄:外壁塗装と同じく洗浄を行います。
3 下地処理:かけた部分修繕などを行います、下地処理がかなり重要です。
4 下塗り:外壁塗装もそうですが専門の塗料シーラーを使います。
5 中塗り:上塗りと同じ塗料を使います。
6 上塗り:3回目の塗料を塗ります。
7 縁切り:塗装で屋根同士がくっついたりするので切り取りを行います。
8 仕上がり点検:問題がないかのチェックを行います。
9 足場の撤去:足場の撤去と清掃を行います。
屋根塗装と外壁塗装の手順はほとんど同じです。ほとんど同じなので同時にするメリットが大きいです。しっかりと手順を確認してから依頼を行うようにしましょう。
手抜きの手口を知ろう
- 施工手順を確認した後は、手順の中に潜む手抜きの手口を知りましょう!
手口を知り、施工時に確認をすることでトラブルを防ぐことができます。 - 手順ごとに見ていきます。(屋根塗装の場合です)
足場の架設
・近隣への挨拶回りを行わない
・養生(塗装部分以外にペンキが飛ぶのを防ぐ役割)が適当
足場の架設自体は手抜きをしにくくなっています。そのため足場を気にするというよりも近隣への注意喚起をしっかりと行っているかどうかを確認するようにしましょう。
養生をきちんと行っていると塗装部分の隅がきれいに仕上がります。逆にできていないとぼやけた感じになってしまいます。
高圧洗浄
・汚れが落ちる前に終わらせる
・乾燥時間が短い
高圧洗浄をおざなりにしても、わかりません。そのため手を抜く職人が多いです。
汚れをしっかりと落とさなかったり、乾燥時間が短い場合、塗料と壁の接着が甘くなってしまい、剥がれやヒビの原因になってしまいます。
下地処理(ケレンといいます)
・そもそも下地処理を行わない
・欠損部分の処理をしない
・ヒビの手入れをしない
下地処理を行っていなくても、塗装してしまえばプロの目から見ても見た目はほとんどわかりません。しかし、下地処理をしないと数年でペンキが剥がれたり、ヒビがいってしまい、せっかくメンテナンスしても同じです。
下塗りを行う前に説明をしてもらうことでトラブルを防ぎましょう。
塗装(1~3回)
・契約した塗料と違う
・塗り回数が違う
・希釈割合を守らない
・乾燥時間が短い
・塗料の使用量をごまかす
高い塗料で契約を行い、安い塗料を塗ることもあります。塗装を始める前に塗料を確認する必要があります。
塗装回数をごまかす業者もいますので説明を塗装回数にも目を光らせましょう。
塗料に関しては気になる点があれば確認することが重要です。
点検・撤去
・点検を適当にする
・後片付けを適当にする
・挨拶回りをしない
点検を適当にするので痛みやすい場所があったとしてもそのままになってしまい、余計に劣化を早めたりします。
後片付けや近隣への終了の挨拶も行わないでそそくさと撤退することがあります。
施工時の代表的な手抜き工事です。
素人である施工主様がこれら全てを見抜くのはかなり困難ですが意識をして、職人にあらかじめ釘をさすことはできると思います。
まとめ
1 屋根と外壁のリフォームを同時に行うかを考える
2 タイミングが適切かどうかを見極める
3 家の状況と目的に合わせて適切な屋根材・塗料を選ぶ
4 手順を確認する
- ただあくまでも、屋根・外壁のリフォームを失敗しない一番の方法は信頼できる専門業者に依頼するのが一番です。
- 有限会社ビルド・アップでは、しっかり現状を調査し、お客様にとって最適なご提案を心がけております。また安心信頼できる職人さんに施工していただいています。
屋根・外壁のリフォームの事なら、お気軽にご相談ください。