その他

耐震補強工事

弊社では、2005年より木造住宅の耐震事業を始めさせていただき、これまでに多くの住宅の耐震診断・耐震補強を手掛けてまいりました。

何故、耐震診断・耐震補強が必要なのか？
ズバリ！地震などの災害から｢人の命を守る｣ということにつきます。
阪神大震災では、６３４４人の方がお亡くなりになられました。
その内の８０％にのぼる、５０００人余りの方が建物の倒壊による圧死などで亡くなっておられるのです。

我々、住宅産業に関わる者が、この事実を放っておいてはいけないと思います。
日本には、平成12年に建築基準法が改正されるまでに建てられた建物で、耐震基準に不適合な住宅が、1400万棟あると言われています。

特に昭和56年以前に建築された建物は、更に旧基準の建物となり、早急な対応が必要です。
建物が凶器となる前に、ご自分の家の性能を知っていただき、願わくば耐震補強をしていただいて、安全な住宅を手に入れていただきたい。
そんな思いで取り組んでおります。

屋根の軽量化による耐震対策

耐震ボードによる耐力壁追加工事

耐震診断中

耐震診断とは？・・・

あなたは健康診断を受けられた事がありますか？　
健康診断を受けて、もし体に悪いところが見つかれば、事前に、または早期に治療できますよね・・・住宅の耐震診断も同じです。
家の健康状態をチェックし、悪いところや、弱いところがあれば補強や補修の計画を立案する。。
まさに【ハウスドクター】のような事なのです。

耐震補強の考え方

耐震診断結果を基に、耐震補強計画を作成します。
この耐震補強計画は、勘や経験だけでものをいうのではなく、構造計算などによる、科学的で根拠のある構造補強や、建物の軽量化。
目視調査で確認できた、ひび割れや老朽化部分などを補修するなど、それぞれのお家にあった、適切な耐震強計画なのです。
また耐震診断により、家のバランスや、弱い部分もわかっていますので、必要な場所に、必要なだけ補強工事を行えば良いという提案ができます。
結果的に【コストを下げた補強工事】が出来る事になり、お客様にもメリットのある、耐震補強工事となるのです。

バリアフリーリフォーム

バリアフリーリフォームには本人が快適に過ごすことができるほか、介護の負担も減らすことができ精神的にも肉体的にも大きく負担を減らすことができると考えております。

手すりの設置や段差の解消、滑りにくい床に変更したり車いすでも問題なく過ごせるようスロープを設置したり浴室と脱衣所の温度差でのヒートショックを防げるよう浴室暖房を設置する等、安全に暮らせるよう多様なバリアフリーリフォームがあります。

玄関スロープ設置

車いす対応化粧台設置

浴室バリアフリー

省・創エネルギー

省・創エネルギーにも比較的簡単に設置できるものから、新築で建てる時点で省・創エネルギーを練り込んだ設計にするものまで幅広く対応しています。

最も手軽な方法としては、窓やドアなどの開口部を複層ガラスなど断熱性能の高いものに変更したり、今ついている窓枠に新しい窓枠をかぶせてリフォームする外窓交換も十分な断熱効果があります。

また、天井・壁・床に高性能な断熱材を貼り付け改修することで夏は涼しく冬は暖かい理想的な住まいにすることも可能です。そうすることで、家の中での温度差が少なくなりヒートショックを防ぐ効果も期待できるでしょう。構造の補修やフローリングの張り替えと組み合わせると工事がスムーズに進むため、住宅の築年数を考えて同時に施工することをおすすめしております。

空調や給湯器、蓄電池など高性能な住宅設備を導入することも可能です。
一戸建て住宅の場合は、創エネ設備も設置することが可能です。代表的なものであれば屋根の上に設置する太陽光パネルです。太陽エネルギーで発電し、足りない分だけをこれまで通り電力会社から供給してもらうことでお得にご利用いただけます。

省エネ・創エネ住宅に改修するには、断熱性を向上させてエネルギー消費を抑えることと、自然エネルギーを利用するシステムの導入がポイントとなります。