こんにちは。現場監督の清志郎です。
昨年の夏頃から大津市で着工していた耐震改修工事が完成しました。
今回は貸家5軒の耐震改修でしたが、入居者の方々に安全快適に暮らしてもらいたいという家主様の思いを叶えることができました。
また、大津市からは木造住宅耐震改修事業として助成金を受け取れる事ができ、家主様の負担が軽減された工事でもありました。
耐震改修の内容は大きく3つ
1、屋根の軽量化
2、外壁等の劣化度改善
3、耐力壁の追加 です。
まずは屋根の軽量化です。
既存の瓦と土を全て剥がしていきます。
瓦だけでも重いのですが、古い建物は土をのせて葺いているので更に重いのです。
そして新しいベニヤ板、防水シートを張り、新しい屋根材を張っていきます。
これで屋根は軽量化できました。
次は外壁の修繕です。
まずは外壁のひび割れ、欠けている部分をコーキングやモルタルなどで補修していきます。
耐力壁の追加には窓を小さくしてでも、新しい壁をつくる為の寸法を確保して、柱も新たに追加し、リフォーム用の耐震ボードを張っていきます。
土壁で土がパラパラと落ちる為、建物の中はしっかりと養生、掃除を行いました。
そして塗装をしていきます。
5軒中3軒は一緒の外壁だったのですが、2軒は違う種類の外壁でした。
そして完成です。
耐震性が増したことで安全で快適になり、見た目も綺麗になりました。
ビルドアップをご利用いただいたお客様、住まいづくりに携わってくださった皆様ありがとうございました。